啓発・広報業務

農林水産省や植物防疫所が発行する啓発冊子や防疫情報誌の配布、また、植物検疫に関する法令・通達などの周知及び関係書籍の紹介、並びにそれらの改正情報などを広く関係者等に速報しています。
また、植物検疫協会窓口業務OA化のモデルともいえる、独自のシステムを開発し、蓄積されたデーターから神戸港の検疫統計を作成し速報しています。
さらに、業種毎の諸問題や疑問点を検討、意見交換する場としての情報交換会や、広く関係者の理解と協力を得るための各種説明会を随時開催しています。

検査・消毒の立会案内業務

輸出入植物の検疫が、貨物の流れのどの時点で実施されるかは、貨物の種類と輸送形態の別で決まります。大きく分けて次の通りです。

  • ___専用船で輸入されるバラ積み穀類や木材は本船上での検査
  • ___コンテナ詰貨物は卸下されたコンテナヤードでの検査
  • ___バナナ等の青果物は、専用船から直接搬入された倉庫内での検査
  • ___輸出であれば、直前に保管されている倉庫での検査
  • 東西に長い神戸港において、これら日々繰り返される多くの輸出入植物の検査業務について、植物防疫所や輸出入関係者と連携をとり、合理的な巡回計画を作成し、これらが公平、迅速に遂行されるよう努めています。
  • 検査の結果、不合格であれば消毒計画に基づき巡回計画を作成し、効率よく植物防疫官を消毒施設まで案内、又は代わって立会いします。
  • その他、植物検疫に関連する知り得た事実の証明を発給しています。

相談業務

地球環境への影響や食の安全・安心への配慮、さらに国際標準化が進む検疫システムなど多様化する情勢のもと、植物検疫の手続から検査・消毒まで、関係者及び一般の方からの問合せに即応すべく、植物検疫に熟知した職員や事務局に相談コーナーを設け専門家を置いて、随時その対応にあたっています。